TFメッシュの使い方
TFメッシュは左官下地に使用するメッシュです。
通常の左官工事はもちろん、モルタル造形の下地にも使用することが可能です。
使い方は下地のモルタルを塗布する際に伏せこむ方法を用います。
注意点は3点
1 メッシュの重ねる幅は10cm
2 コーナーは巻いて貼る
3 開口の角周りでメッシュのジョイントをしない
この3点を守っていただくとよりひび割れの軽減になります。
左官メッシュの注意点1
メッシュは10cmは重ねてください。
もしギリギリ足りないような場合でも
無理に少しだけ重ねるなどはやめてください。
ひび割れの原因になる恐れがあります。
左官メッシュの注意点2
コーナーは巻いて使用してください。
手順は
- 40cm幅ぐらいで切ったメッシュをコーナーを中心に貼る。これにより左右に20cmずつ貼ることができます
- 片方の平面にコーナーのメッシュと10cm以上重ねて貼る
- もう片方も同じように10cm以上重ねて貼る
これが理想の貼り方です
コーナーは構造的には強い箇所ではありますが、建物にとってはとても荷重がかかる箇所でもあるので、しっかりと施工してください。
左官下地メッシュの注意点3
窓やドアなどの開口周りは特に注意が必要です。
なぜならひび割れが一番起きやすい箇所だからです。
必ず角にメッシュのジョイントがこないように貼りましょう
開口の角から20cm以上はジョイントを離すのがポイントです。
これにより開口の角からのひび割れを軽減することができます。
左官下地用のTFメッシュの使い方
左官下地用のメッシュは使い方を誤ると、何も意味をなさない無駄な工程になります。ですからメッシュの貼り方をしっかり理解した上で施工してください。モルタル造形は特に重量がある施工ですので、ひび割れが原因で剥落などの事故が起きないように必ずメッシュの使い方を守ってください。
qa