バヌアツ4日目は、「モルタル造形海外出張 | バヌアツ3日目」の続きでトイレ前の通路の壁面の作業です。

この時はとっても気温が高くトイレ前の狭い空間はサウナ状態でみんな汗をたっぷりかきながらの大変な1日でした。

壁面の大半はプラスターですが、一部にギリシャ柱を模したデザインや昨日の「GENTS」の文字彫りに続き、「LADIES」や「TOILET」の文字も彫りました。

モルタル造形でLADIESの文字を彫りました

モルタル造形の文字彫りの方法は様々ありますが、今回はすべてフリーハンドで彫っています。理由はその場で急遽考えたデザインであること、もう一つはテンプレートを作るための道具が6000km離れた日本のアトリエにあるからです。

ペイントで描くのではなくモルタルを直接彫るため、失敗が許されない緊張しっぱなしの作業です。

もう一つ大変だったのは単語のスペルです。実際の英語圏の国では男子トイレと女子トイレが離れているので「TOILET」ではなく「TOILETS」なのでしょうが、バヌアツ人の職人さんからすると、どちらでもいいとのこと、英語の授業では「s」をつけるように習いましたが、文章では「s」がいるけど看板などは別になくてもいいみたいです。「だって前に立てばすぐトイレってわかるでしょ?」っと言われました。

なるほど・・・・「では[TOILET]にさせていただこう」ということになりました。

ギリシャ柱の作り方はまた個人的に聞いてください。TF造形モルタルのユーザーさんには何でも教えちゃいますよ^^びっくりするぐらい簡単なので知ればどなたでも作ることが可能です。

5日目はトイレの中にモルタル造形します。

トイレ前の壁面のモルタル造形

モルタル造形ドットコムでは、擬木や擬岩だけでなく、ギリシャ柱の作り方なども講習で学ぶことが可能です。通常の90cm角の板でなく立体の構造で講習しますので、下地作りに時間がかかりますのでご希望の方はお早めにご相談ください。

講習会のページはこの下をクリックしてください。

https://www.モルタル造形.com/shortcourse/shortcourse1.html