モルタル造形の講習会で擬木を製作

弊社のモルタル造形の講習会では擬石や擬木やレンガかなどの中から選んでいただけるのですが、今回の講習内容は全て擬木で製作したいという内容でした。

この依頼をされた生徒さんは、一度他社さんの造形の講習会を経験されていていくつか練習をされていたので、今回はプロ仕様のモルタル造形を経験していただきました。

初心者用とプロ仕様の講習会の違いですが、大きな違いは道具や材料の説明を最低限にして、造形をするときの考え方や、微妙な割れを作る時の力の加減などの説明を主にレクチャーしているところです。

もちろん初心者さんでもプロ仕様で教えることは可能ですが、モルタルを塗る技術や道具の使い方を見て、こちらが判断して、教え方を変えています。

むしろこれが、マンツーマン講習のいいところでもあります。講習に参加される方のレベルに合わせて、講師が教え方を変えるので、どなた様でも造形技術を手に入れることができるのです。

モルタル造形の擬木の作り方

モルタルの造形の擬木の作り方は、見ているとすごく難しく感じますが、この講習で教えるやり方はすごくシンプルです。

実は擬木をよりリアルに見せるためにはいくつかのルールがあるのです。

その中の一つの一部を紹介します。

それは「木は繊維でできています。だから繊維を意識して作りましょう」

これは難しいようで、講習に参加した方だけが知ることになる重要なルールです。

これせえやればどなたでも擬木が楽に作ることができます。

さて、今回のモルタル造形の講習の様子を見てみましょう。

造形中のモルタル造形の板2 造形中のモルタル造形の板

ただの擬木を並べただけでは面白くないので、擬木の柱の枠に擬木の扉の一部を作りました。

扉部分には鋲やドアの蝶番に加え何か板のようなものを作りました。

擬木の種類も枠と扉では変えており、一度に二種類の擬木の作り方をレクチャーしました。

次はエイジング塗装の様子を紹介します。

お楽しみに^^