エイジング塗装で擬木のモルタル造形をリアルに
21日に続いてモルタル造形した擬木にエイジング塗装の講習です。
モルタルの状態でもかなりリアルに作り込んだものにエイジング塗装ですが、よく相談を受ける内容で「造形でうまくいったのに、着色作業で台無しにしてしまう」と言われる方が多いです。
ですから、造形の初心者の方の大半が着色作業が苦手になるようです。
なぜ造形でうまくできているのに、エイジング塗装で台無しにしてしまうのでしょうか?
それは、「着色の方法を理解できていない」からです。
モルタル造形ドットコムの講習会では、塗装とは無縁の方でも、着色作業が楽しくなるように要点をまとめてレクチャーします。
本題に戻りますが、モルタル造形の着色の最初の工程は、シーラーです。
これは塗装をする限り必ず必要な工程です。
そのあとに必ずベース塗装を行います。毎回書いておりますが、ベース塗装で塗りつぶす工程がないと、プロとしてお客様に耐久性がある施工が提供できません。
もちろんですが、テーマパークなどの工事でも必ずベース塗装は必須の工程です。なぜなら、一年でつぶすオブジェではなく、何年も景観を保つ必要があるからです。
エイジング塗装を施したモルタル造形の作品
では今回出来上がった作品を見てみましょう
いかがですか?
全部がモルタルでできているように見えますか?
今回は左官職人さんが生徒さんなのですが、塗装なんてしたことがない方です。
それでもここまでの作品が出来上がったのは、「着色作業を理解された」からです。
この講習では講習に来られた方の職業やレベルに合わせて理解できる説明をしています。
モルタル造形を始めたけど、なんとなくしかわからない方や、着色作業が苦手な方は一度モルタル造形ドットコムの講習をお考えください。